夏祭りの季節ですね。
私が子供の頃(45年前)は、娯楽がほとんどありませんから、祭りはとてもウキウキ、ワクワク眠れない程でした。
どんどん焼き、初市、盆踊り、十三夜、十五夜、お羽黒山暮市・・・。この時の楽しみは、露店です。日常的にはもらえない小遣いを握りしめて、何に使うか迷いに迷ったものです。何せ、予算は少ないのですから。
45年前の露店と今の露店では、決定的に違うものがあります。今は焼きそばや、お好み焼き、かき氷等、ただ売るだけです。45年間前は、フーテンの寅さんのような「タンカ売(バイ)」が、何人もいました。その口上がおもしろく、ずっと聞いていたものです。最近のテキヤ(露店商)には、工夫がありません。
子供の運動会に数年前に行ったら(陽南小)露店が校庭にないのです。
暴力団の資金源になるとか、教育上悪いとか言う、偏狭な教育委員会や、PTAの反対らしいのですが。
運動会のかけっこで断トツのビリだった私にとっての唯一最大の楽しみは、露店の買食いでした。PTAのバザーとかがありますが、工夫がないといっても露店商はプロです。PTAのバサーとはワクワク感が違います。
暴力団は、千年以上昔から居るのです。暴対法でいくら取り締まってもなくなりません。かくれて、もっと悪いことをするだけです。ヤクザだって食べて行かなければいけません。露店のカセギは、健全なものです。悪を0にするのは、絵にかいたモチです。うまく運用し、共存することが大切だと思います。
過度な完璧主義は、もっとひどい悪を生み出すのです。
昔アメリカで、酒は悪だとして、「禁酒法」ができたのです。酒を造っても、飲んでもダメだというのです。
そのために、どうなったのかシカゴにギャングの大物、アル・カポネが出て密造酒が出まわり、もっと治安が乱れたのです。
「悪」は適当にが、現実的です。 |