桜が満開ですね。
日本人の好きな花は圧倒的に桜ですが、西洋人はバラだそうです。
新渡戸稲造は我が北海道大学の先輩ですが、こう言っています。
「バラの花の色も香りも濃厚で美しいけれど棘を隠している。なかなか散らず、死を嫌い恐れるかのように、茎にしがみついたまま、色あせて、枯れて行く。それに比べて、桜の花は、香り淡く人を飽きさせることなく、自然の召すまま風が吹けば、潔く散る。」
野に咲く小さなスミレを美しいと感じるのも、日本人特有の感性だそうです。
ただ、今全国で見られるソメイヨシノは、東京の植木屋が広めたそうで、まだ100年位しかたっていません。古今集などの和歌に読まれる桜は、山桜か、しだれ桜だそうです。
日本の桜は、海を越えてアメリカには移植されました。アメリカの花見風景がテレビで写っていましたが、静かにゆっくり、観賞していました。大知心の日本人の上野公園の花見風景も出ていましたが、酔っ払いがケンカをしたり、カラオケでがなりたてたり、どうなってしまったのでしょう。
私は満開の桜を見ると、小学校の卒業式を思い出します。初恋の女性と、卒業証書のリボンを交換しました。甘酸っぱい思い出です。 |