数十年前に、エジプトでアスワンハイダムが建設された際に、多くの遺跡が水に沈んでしまうということで、国連ユネスコが全世界から募金を集めて、遺跡を移動させました。
その時、古代エジプト象形文字が沢山発見されましたが、「近頃の若い者はなっとらん」という文章がその中にあったそうです。
4,000年前から現代まで、同じ様なことを繰り返しているんだなと思いますが、最近は、どうも、同じ事の繰り返しではなく、脳の器質的変化がおこっている様です。
今から30数年前に、日本の高度成長の負の部分として、水俣病、イタイイタイ病等、公害が多く発見されました。産業革命以来、数千年のゆっくりした文明の進歩を、わずか100年もの間にその何百倍もやってしまったのです。これらの事が公害病を始めとして、人間の体を蝕んでしまったのです。
「キレる」「うざい」など私が聞くと寒気のする様な嫌な言葉がはびこり、子供が殺人事件をおこしたり、ニートなど、勤労意欲のない若者が増えたりしているのも、今の人間の脳が構造的におかしくなっている様です。
食べ物(食品添加物、農薬など)もおかしくなっているのも大きな原因です。
この解決策は、今盛んに言われている教育ではダメです。教育問題ではなく、医学的な問題なのです。その根本原因は、文明を急ぎすぎているという価値観、哲学の問題です。
「スローライフ」「足るを知る」という江戸時代の考え方に目を向ける必要があります。 |