5月13日に、東京市ヶ谷近くの、裏千家本家の東京道場の「お茶会」に行って参りました。
「濃茶席」(濃いお茶を5人でまわし飲み)→「薄茶席」(普通の抹茶を1人ずつ飲む)→「点心」(食事)という順番で進みます。
私は、茶会に出るのは初めてで、私の師坂本宗津先生の隣で、教わりながら出席しました。
我が師坂本先生は、全国レベルの茶会でも、「顔」で「主客」に互選され、改めて、私は、素晴らしい師についているのだと思い誇りに思いました。
茶会の大きな楽しみの1つは、お道具の鑑賞です。江戸時代からの由緒ある名品が並びました。実際手に取って見れるのです。下世話な話ですが、数百万円〜数千万円の価格だそうです。掛け軸は、漢文、伊勢物語の一節です。伊勢物語の軸は、金粉を絵具に使った、あでやかなものでした。薄茶席の床には、伊勢物語の軸に、「鉄線」という白い花が、「きりりとした美しさ」で、生けてありました。この茶会では、1番印象に残ったのが、この「鉄線」の生花でした。薄茶席の「水指」は、色ガラスでできていて、少し暑くなってきたこの頃の陽気に合っていて、とても涼しげなものでした。この席の亭主の個性の強さ、しゃれた感性に、感じ入ったものです。
このお道具の解説は「半東」と呼ばれる人があたります。「東」とは主人の意味だそうです。京都弁でした。強い語調の栃木弁に慣れている私にとって、何とものどやかな、優美な語調でした。まだまだ、お伝えしたいことがありますが、次回にまわします。 |