横山光輝のマンガ「三国史」を30年ぶりに読み返してみました。何度読んでもおもしろい。
しかもびっくりするのは、舞台が、2〜3世紀だということです。日本では、縄文時代、日本史の記述はまだありません。
登場するのは、「魏志倭人伝」という、曹操の死後のことで、ここで、卑弥呼が登場します。
この当時、我が大和民族は、山で木の実を取ったり、海や川で魚を取って暮らしていたのです。
こんな原始的な日本の時代に、高度な哲学、政治学、兵学、文芸が、しっかり漢字で記録されているわけです。
近代、中国は、世界に取り残された時代もありましたが、底知れない、深さ、強さを持った国だと思います。
この国を、かつて日本が侵略し、植民地にしようとしたのだから、無謀と言うか、アホと言うか、今なお、この後遺症をわが国が引きずるのは当然のことです。
日本独自の良さはもちろんあります。
かつて、信長の時代のイエズス会の宣教師が、本国に書き送ったように、アインシュタインが「神が日本のような国を残したことは、人類の幸運である」と言ったように、世界に類を見ない素晴らしさが我が国にはあります。
しかし、とてつもない大国、中国を支配下に置こうとしたことは、こっけいの極みです。
さて、「三国史」の物語ですが、特に、印象に残ったことを、何回かに分けて、述べて行きたいと思います。 |